最近、俺の周りで妙にリボーンがブームだ。
特に普段、漫画なんて読まない奴も偉そうに「面白い」とかって言っている。
こういう、よく物事を知りもしないで、偉そうに語る奴が俺は大嫌いだ。
そりゃあ、リボーンは中々面白いと思う。全部読んださ。
でもね、他の漫画のことをよく知りもせずに偉そうに語るのはすごく良くないと思う。
いつも俺は思っている。「お前に何が分かる」と。
しかしまあ、同時にこうも思っている「○○の方が××より全然面白いのにな」と。
ここんところ「リボーン面白いよね」とか言われると、ああ、うん。とか生返事しながら「嘘喰いのほうが全然面白いのになぁ」と思っている。
何で嘘喰いなのかは分からないが、とにかくそんな訳でこないだから嘘喰いの面白さをアピールしたい気持ちでいっぱいだ。
しかしまあ現実ではっちゃけるのもまああれなんで、ここで書いていきたいと思う。
そもそも「嘘喰い」は意外と知られてない。まあ映像化もされてないから当然っちゃあ当然だけど。
でも決してマイナーということもない。「知る人ぞ知る」の作品だ。
5巻の写真を貼っておこう。

なぜ5巻なのかは単に俺が好きだからだ。
どんなストーリーかというと、大方はこんな感じ。
「普通の」青年──梶 隆臣は、パチスロで負けている主人公──斑目 獏に助言を与え、それがきっかけで知り合いになる。
しかし、梶は、遊ぶ金ほしさにサラ金で借金をしており、返せない状況に陥っていた。
獏はそれを見て、「お礼に借金返済を手伝ってやる」と言い、梶を連れて闇カジノに行く。
そこで獏は、ルーレットという単純なギャンブルの中で、激しい心理戦を制し、一気に大金を手に入れて勝利する。
「普通じゃない」人間──斑目 獏の正体は、力なき者は生き残れない伝説のギャンブルクラブ「賭朗」の中で生き残った最強のギャンブラー「嘘喰い」であった。
なんともいえぬ魅力を持っている嘘喰い──獏に梶は魅かれていく。
そして、梶の日常は大きく変わることになる───。
とまあこうですね。
端的の言うと、もうものすごく面白い!!
心理戦が熱く、読んでいてすごくワクワクする(陳腐な表現ですけど)
また、大胆でどこか繊細なトリックなどは、手品を見ているような快感すら覚えます。
絵が作品のイメージにピッタリで、緊迫感があるシーンなどは手に汗を握るような感覚です。
キャラも一人ひとりが立っていて、素晴らしい。個性が出てます。
獏さんなんかはもう大好きなキャラです。「あんた、嘘つきだねっ」という基本のセリフや、一千万という額を持ちかけてきたQ太郎に対しての「桁間違えてんじゃないの?」というセリフや、VSQ太郎戦のマルコに対する「…でも俺は、"人を殺せ"なんて言わない」というセリフ。
他にも、VS佐田国戦でもたくさんありました。「天命だなんだに身を委ねたあんたは死人!死人が命あるものに勝てるわけがない」も良かったし、
「命を捨てる気概? 冗談も休み休み言え。お前はただの 大嘘つき だ!」 にはマジ感動した。すげえ鳥肌たった。
あんなイカサマを見破って完全勝利した獏さんが言うからかっこいい。佐田国はどんな思いでこの言葉を聞いてたんでしょう。
ホントに話の見せ方がうまい。「嘘」系なので比較しますけど、ライアーゲームより上だと思う。(かなりライアーゲームも好きですが)
闇世界の住人の話ってのは、どこか憧れてしまい、面白い場合が多いですが、この嘘喰いはそれ+心理戦の面白さ が加わり、神クラスの出来になってます(ほめすぎな気もする)
さらに、獏さんの人知を超えたようなすさまじい戦いだけでなく梶の成長が描かれているのも見所。
鮫丸とのセブンスポーカーで梶がかっこいいと思ってしまった方も少なからずいるはず。
偶然とはいえ、ジュースカードを見抜いたのはすごいと思う。そしてそこからの作戦の構築も、梶にしては頑張った。うん。(偉そう)
とにかく、あらゆる点において、一級品の漫画だと思います。
ここ最近のヤンジャンは本当にすごいと思う。
ま、とにかく名作です。知名度は高くないけど。
既読の方も、今一度読み直してみるといいかもしれませんよ。
では。